子どもも大人も学び合い育ち合う地域を目指し、「学校を核とした地域づくり講座」第1回を開催しました。

担当：蔦木伸一郎、戸田幸典

・開催日時：2022年9月10日（土）14時～16時
・開催場所：丹波市市民プラザ
・参加者　：23名（事務局除く）

千葉県習志野市にある秋津小学校を拠点に活動されている秋津コミュニティ顧問でコミュニティ・スクールマイスターの岸裕司さんをお迎えし、「地域と学校の連携・協働によりもたらされる効果」というテーマで講座を実施しました。

秋津小学校は1995年に校舎内を含むコミュニティルームを住民委員が鍵を預かる運営方法で開設し、放課後・休日のサークル活動を活発に行われてきました。2006年には千葉県で初のコミュニティ・スクールに指定され、学校施設開放による生涯学習・福祉・次世代育成・まち育てを住民自治で推進する「秋津モデル」と呼ばれる「スクール・コミュニティ」を実践してきました。融合の発想(win-winの関係づくり)を活動の中に取り入れ、「子縁（こえん）」により学校と地域、地域と地域をつなぎ、学校を拠点に365日生涯学習を楽しむ「スクール・コミュニティ」を実現しています。

お話しを伺ったあとには、参加者が暮らす地域や学校の課題、それを解決する方法について参加者同士で意見交換をしました。

参加者からは次のような感想が出ていました。

• 『win-winな関係をつくらないと続かないということにすごく納得しました。今日学んだことを地域活動に活かしていきたいです』
• 『学校を核とした地域づくりを学校職員としても地域の人間としても進めていきたいと思います』
• 『秋津の取り組みは、地域の人の居場所と出番と笑顔につながる、大きな可能性を教えてくれました』

次回の学校を核とした地域づくり講座は10月15日（土）に開催します。

当日会場にてプロジェクトへいただいたご寄付：14,000円
今後の活動の発展のために使わせていただきます。ありがとうございます。

●学校を核とした地域づくり講座の予定

・10/15（土）　14：00～16：00
「人づくり、地域づくりのための地域と学校の協働」
講師： 福田 範史氏 （鳥取県南部町教育長／CSマイスター）

・11/12（土）　14：00～16：00
「“楽しく”連携・協働していくためのコツ」
講師： 西川 正氏（コミュニティ・ワーカー／真庭市立中央図書館 館長）