子どもも大人も学び合い育ち合う地域を目指し、「学校を核とした地域づくり」(地域学校協働活動)を応援する新プロジェクトが始動しました。

[主催事業]「学校を核とした地域づくり」を応援するまなびの里プロジェクト 交流会
担当:蔦木伸一郎、荒木伸雄
 

・開催日時:2022年7月24日(日)14時~16時
・開催場所:丹波市市民プラザ
・参加者 :23名(事務局除く)

今回は、「丹波市立南小学校の地域学校協働活動 これまでとこれから」というテーマで、地域における社会教育と学校教育が目指すもの、学校運営協議会と地域学校協働活動の関係性、活動で大切にされていること、これからの地域学校協働活動の展望や課題について
籔内大介校長、学校運営協議会の打田哲夫会長、地域学校協働活動推進員の松本佳則さんに報告をしていただきました。

  • 実践報告の中で出てきたテーマ・キーワードは、
  • 『開かれつながる社会教育の実現と社会に開かれた学校教育の実現』
  • 『地域と学校がつながり、学びづくり、ひとづくり、地域づくりを進める』
  • 『学校運営協議会制度(コミュニティ・スクール)を活用することで、「社会に開かれた教育課程」の実現、学校を核とした地域の活性化、学校の働き方改革が実現できる』
  • 『子どもを育てることは、我々大人が学ぶことでもあり、大人同士が互いに学び合い協力し合って、未来の地域を担う子どもを見守り育てる』
  • 『地域と学校の協働が成立するためには、どの方向に向いて進むか「共有のビジョン(将来像)」の設定が大切』
  • 『人づくりにつながる持続可能な拠点と組織づくりとしてのコミスクオフ会の開催』
  • 『100校あれば、100通りのコミュニティ・スクールがある。100地域あれば、100通りの地域コミュニティがある』
  • 『学校を新たな教育拠点として、地域の方に使ってもらい地域での教育のプラットフォームを目指す』

でした。

参加者からもたくさんの質問や感想がだされました。

  • 『地域と学校がお互いにどんな風に相談をされているのか』
  • 『地域学校協働活動推進本部ではどのような活動をされているのか』
  • 『学校側は地域の方の支援に対してどのようなアクション(お礼等)をしているのか』
  • 『3人の信頼関係はどのようにしてできたのか、どれくらい集まっているのか』

交流会の終了後も、お互いの取り組みについて意見交換が行われました。

実践報告をされた籔内校長、打田会長、松本推進員やご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

今後は、地域と学校の協働について学ぶための「学校を核とした地域づくり講座」を9月から11月まで毎月開催します。地域と学校の連携・協働活動によって生まれる地域の変化や、楽しく連携・協働していくコツなどについて、ゲスト講師のお話しを伺い、参加者の方と一緒に学び合いをしていきます!

●学校を核とした地域づくり講座の予定
・9/10(土) 午後 「地域と学校の連携・協働によりもたらされる効果」
講師: 岸 裕司氏(CSマイスター/秋津コミュニティ顧問)

・10/15(土)午後 「人づくり、地域づくりのための地域学校協働活動」
講師: 福田 範史氏 (鳥取県南部町教育長)

・11/12(土)午後 「“楽しく”連携・協働していくためのコツ」
講師: 西川 正氏(真庭市立中央図書館 館長)

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