[活動報告]丹波「学校を核とした地域づくり」プロジェクト 学校を核とした地域づくり講座 第3回を開催しました

担当:蔦木伸一郎

第3回は「PTA活動とコミュニティ・スクールの連携」をテーマに、学校運営に保護者が参加するためのPTA改革の実践者である、元神戸市立本多聞中学校 PTA会長の今関明子さん、元神戸市立本多聞中学校 校長の福本靖さんをお呼びしました。

〇開催日時:2023年10月21日(日)13時30分~16時
〇開催場所:丹波市市民プラザ
〇参加者 :22名(事務局除く)
〇内容:

全体テーマ「子どもも大人も学び合い、育ち合う、誰もが楽しく参画できる地域づくりをめざして」

1.プロジェクトの説明
『丹波「学校を核とした地域づくりプロジェクト」の説明』 
NPO法人丹波ひとまち支援機構 スタッフ・社会教育士 蔦木伸一郎

2.「PTA活動とコミュニティ・スクールの連携」をテーマとした報告
学校運営に保護者が参加するためのPTA改革の実践者

今関 明子 氏 (NPO法人放課後学習ボランティア支援の会代表/元神戸市立本多聞中学校 PTA会長)

(プロフィール)
本多聞中学校でPTA会長として、福本校長先生のPTA改革に関わる。その後も、神戸市内の放課後学習支援や支援員として学校の授業などにも携わる傍ら、NPO法人 放課後学習ボランティア支援の会を立ち上げ、地域ボランティアや学校と連携しながら神戸市内の子どもたちの「放課後学習支援」の運営コーディネートをしている。共著に『PTAのトリセツ』(世論社)

福本 靖 氏(川西市教育委員会 教育推進部 理事 教育保育推進担当/元神戸市立本多聞中学校 校長)

(プロフィール)
神戸市立本多聞中学校、同市立桃山台中学校でのPTA改革、学力向上、ICT教育などの取り組みが注目を集め、「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2020」受賞。共著に『PTAのトリセツ~保護者と校長の奮闘記~』(世論社)
 
3.グループ交流・全体交流 
活動紹介の感想、テーマについての意見交換 などグループで交流

今関さんからは「PTAがあることで、学校と保護者のお互いの考えや意見が分かるようになる。コミュニティ・スクールにおいても、PTAの役割が大事であり、学年が変わるごとに毎年新しい人が入り、地域とつながりがうまれる機会となる。なによりも、子どもたちのためになることに取り組んでいき、みんなに喜んでもらい、楽しめるPTAになることが大切である」というお話を伺いました。

福本さんからは「加入率が年々減少している都市部のPTAは壊滅的な状態にあり、子どものためになることだけを残していくPTA活動の整理が必要なタイミングにある。学校の先生は丁寧な指導を求められている一方で、勤務時間の削減が求められ、その両者は対立関係になっている。そのため、コミュニティ・スクールやPTA活動のあり方が重要になる。コミュニティ・スクールの本来の目的は、学校をお手伝いすることではなく、地域住民や保護者が学校運営に参画することであり、それを形にできるのは校長の裁量、リーダーシップ次第である。学校が抱える諸課題を一緒に対応していくことが、コミュニティ・スクールの大きな役割であり、保護者が最大の当事者である。まずは、保護者と対話をする機会をつくることが大切であり、それがPTA活動の本質である」というお話を伺いました。

報告を聞いた後はグループごとに、「丹波市のPTAに期待することは何ですか?」をテーマに意見交換しました。


参加者からは、

「子どもたちが楽しくなるPTA活動をしてほしい」
「楽しみながらわくわくしながら好きなように」
「保護者が仲良くなり、笑顔で学校に来ることができる」
「学校、子どもたちの応援団としての活動」
「PTA自体が楽しむ」
「参加しやすい体制づくり」
「子どもを中心とした活動」
「コミュニティ・スクールは学び直しのチャンス」
「学校に関わることは、自分の学びにもなる」
「子どもに大人が楽しむ姿を見せる」
「今までのPTAの形にとらわれない形での活動」
「大人同士のつながり→大人の学び」
「学校とも地域とも仲良く」
「PTA=コミュニティ・スクール」

などの意見が出ました。


参加者からは次のような感想が出ていました。

  • 『PTA活動の見直しは必要だなと感じます。学校をサポートすることが子どもたちの為になる!この基準を大切、具体的に考えたいです。』(市民)

  • PTAの活動を子どもたちのために元気な活動にしていきたいと思います。』(学校教職員)

  • もっと学校を知らないといけない。コミュニティ・スクールやPTAが地域、保護者へ広報する必要があるのでは。』(PTA役員)

  • 『自分が正しいと思っているけど、周りがあまり興味を持ってもらえない活動やプロジェクトがある中で、「必要だよね」と共感し合える方々と話せる場になっています。元気で活発な楽しそうな先輩方が、丹波にいるんだということが希望になります。』(市民)

  • 『自分が取り組んでいるコミスク活動の方向性が、間違ってはいなかったと思えるお話でした。いろいろな立場や考えや環境の方々を、同じ方向に向かわせていくことがとても難しく思えますが、少しでも地域の学校が良くなり、そこに関わる人が居場所を見つけられたり、生きがいや地域で生活する価値、自信などが得られるようになればいいなと思いました。』(学校運営協議会委員)

  • 保護者全員がわけへだてなく、学校との関わりを持っていただくことが大切だと思います。保護者一人ひとりがどんなことを考え何に困っているのかを、保護者間で共有していただき、学校と思いを同じにして課題解決に取り組めればと思います。』(学校教職員)

  • 『楽しみながら、当事者も一緒に知らない子どもの一面を見れる。PTAが元気にやっていると、地域も元気に。楽しそうにやっている大人の姿を、子どもに見せてやる。』(行政職員)


当日会場にてプロジェクトへ頂いたご寄付:6,700円
今後の活動の発展のために使わせていただきます。ありがとうございます。


学校を核とした地域づくり講座は、今回で終了です。ご参加いただきたいみなさま、講師のみなさまありがとうございました。次回は、来年2月頃に「ふりかえり交流会」を開催する予定です。詳細は改めてお知らせいたします。引き続き、プロジェクトへのご協力をお願い申し上げます。

報告資料


グループワークまとめ

ふりかえりシートまとめ

今年度のプロジェクトの様子

今年度は8月から学校を核とした地域づくり講座を開催しています。

詳細はこちらの報告記事をご覧ください

第1回 https://tam-en.org/chigakukouza2023_01/

第2回 https://tam-en.org/chigakukouza2023_02/

第3回 https://tam-en.org/chigakukouza2023_03/

メディア掲載:https://tam-en.org/media230910/

昨年度のプロジェクトの様子

昨年のプロジェクトでは、7月交流会、9月、10月、11月に「学校を核とした地域づくり」講座、2月にふりかえり交流会を開催しました。

詳細はこちらの報告記事をご覧ください

7月交流会 https://tam-en.org/manabipj1/

9月講座  https://tam-en.org/manabipj3/

10月講座  https://tam-en.org/manabipj4/

11月講座  https://tam-en.org/manabipj5/

2月ふりかえり交流会 https://tam-en.org/manabipj7/

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